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空き家のゆくえ買取くん

空き家

空き地の雑草対策|草刈り・防草シート・砂利と手放す判断

公開 更新

執筆
株式会社リアテクス リアテクス編集部
監修
株式会社リアテクス 取締役COO 薩摩 賢幸
空き地の雑草対策|草刈り・防草シート・砂利と手放す判断

「夏が来るたびに遠くの空き地へ草刈りに通っているが、もう体も予定もついていかない」。夏のあいだに現地へ通える回数が足りないなら、刈り続けるより、防草シートや砂利で生えにくくするか、土地そのものを手放す方が負担は小さくなります。隣地から連絡が来ている土地は、対策の方法を選ぶより先に、その年の草をいつ刈るかを決めて相手へ伝えます。

当社は草が伸びたままの空き地を買主として現況で買い取り、刈り取りや伐根にかかる費用を引いた額が買取価格になります。地中にごみや廃材が埋まり撤去の費用が見通せない土地や、農地のままの土地は、買い取れないことがあります。この家が買い取れるかどうかだけ、先に聞く(無料)

目次(9章)

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空き地の雑草対策は、草を抑える道具を選ぶより先に、その土地へひと夏に何回通えるかで決まります。通えるなら刈る時期と回数を詰めます。通えないなら防草シートや砂利で生えにくくし、それも重いなら土地を手放します。この順に、選べる手が絞られていきます。どこで手を変えるかは、費用の大小より、隣地から声がかかっているかどうかで先に決まることが少なくありません。

空き地の雑草対策の要点を、定義・この記事でわかること・よくある質問の順に短くまとめた動画です。

空き地の雑草を放っておくと、季節ごとに何が起きるか

空き地の雑草の問題は、3つの順で大きくなります。伸びた草や枝が境界を越え、隣地から連絡が届き、刈りに通う回数が足りなくなる、という順です。最初の夏は、まだ自分の土地の中の話で済みます。2年目、3年目と同じ管理を繰り返すうちに、草の量よりも通う側の事情のほうが先に限界を迎えます。手を変える時期を決めるには、いま自分の土地がこの流れのどこにいるかを先に見ておくのが近道です。

夏の終わりに届く隣地からの連絡と、越境した枝

梅雨が明けて1か月もすると、6月に刈ったはずの場所に、また膝の高さまで草が戻っています。そう気づくのは、たいてい現地へ行った日ではなく、隣の家や自治会から電話や手紙が届いた日です。連絡の中身は、草の種が庭に飛んでくる、蚊や蜂が増えた、道路側の見通しが悪くて車を出しにくい、といったものが多くなります。どれも、隣で暮らす人の毎日の不便から出てきています。

草の陰は、ごみを捨てやすい場所にもなります。人の手が入っていないと外から分かる土地には、空き缶や古い家電が置かれやすくなります。片づける手間と費用は、所有者の側に回ってきます。冬に枯れた草がそのまま残っていれば、火の粉やたばこの不始末が心配だという声も届くようになります。

土地に木が生えている場合は、話がもう一段先へ進みます。民法第233条は、隣の土地から境界を越えてきた竹木の枝の扱いを定めています。2023年4月1日に施行された改正で、第3項が加わりました。催告しても切られない場合などには、隣地の所有者が自分でその枝を切り取れます(民法(e-Gov法令検索))。当てはまるのは、枝を切るよう催告したのに相当の期間内に切られないときです。木の持ち主やその居所が分からないときや、急いで対応しなければならない事情があるときも同じです。遠方に住んでいて、手紙への返事が遅れることもあるでしょう。そのあいだに隣の人が枝を切ってしまうことも、法の上で起こりうる形になりました。

この条文が対象にしているのは竹や木で、地面から生える草までは、言葉の上では含まれていません。それでも、苦情を受け止める相手が所有者である点は変わりません。連絡を受けたら、その年の分をいつまでに刈るのかを先に決めて相手へ伝えます。そうすると、話がこじれにくくなります。返事をしないまま次の連絡を待つのが、いちばん関係を悪くする形です。

相手へ伝えるのは、刈る予定の日、だれが刈るのか、次に連絡するときの電話番号の3つです。業者に頼んだなら、業者の名前と作業の日を添えます。雨で予定が延びたら、延びた日を改めて伝えます。枝が隣地へ出ているなら、草と同じ日に枝まで切るのか、別の日に剪定を頼むのかも書き添えます。そうすれば、相手は自分で切るかどうかを判断しやすくなります。

隣地や自治会から届く空き地の苦情の主な内容

  • 虫や種の飛散

    草の種が庭に飛んできたり、蚊や蜂が増えたりする

  • 道路の視界不良

    道路側の見通しが悪くなり、車を出しにくくなる

  • 不法投棄の誘発

    人の手が入っていないと見られ、ごみが置かれやすい

  • 火災の不安

    冬に残った枯れ草で、火の粉やたばこの不始末が心配される

所有者に求められる管理の責任と、建物が残る土地の扱い

空き地の草をどこまで管理するかは、その土地に建物が残っているかどうかで、当てはまる決まりが変わります。

親の家を取り壊さずに残している場合、敷地の草は空き家の管理の一部として扱われます。空家等対策の推進に関する特別措置法(空家法)がいう空家等は、使われていない建物とその敷地のことです。空家法第5条は、周辺の生活環境に悪い影響を及ぼさないよう、空家等を適切に管理することに努めるよう所有者等に求めています。草が伸び放題になり、建物の傷みも進んでいけば、市区町村から見られ方が変わります。助言や指導の対象として見られる入口に立つことになります。

建物をすでに壊した更地は、空家法がいう空家等には当たりません。ただ、市区町村の中には、空き地の雑草について独自の決まりを置いているところもあります。そうした市区町村は、所有者へ文書で草刈りを求めます。届いた文書に条例の名前が書かれていれば、その市区町村の環境や生活の担当窓口へ問い合わせます。何をいつまでにすればよいのかを、そこで確かめてください。文書の日付と、求められている期限を手帳に書き写しておくだけでも、動く順番が決めやすくなります。

隣地の人や市区町村が連絡先として探すのは、多くの場合、登記簿の名義人です。固定資産税の通知を受け取っている人も、連絡先として探されます。相続した土地で名義が亡くなった親のままでも、連絡は相続人のだれかに届きます。建物が残る土地で火事や倒壊が起きたときの責任の考え方は、「空き家の放置で責任と賠償を負う条件」の記事で場面ごとに確かめられます。

草刈りを自分で続けるのが年々難しくなる理由

最初の数年は自分で刈れていても、同じやり方を続けるほど負担は重くなります。

続かなくなる理由は、草の量より通う側の事情にあります。実家を離れて遠くに住んでいれば、1回の草刈りは移動を含めて丸1日の予定になります。宿泊が入れば2日がかりです。刈払機を使うなら、燃料や刃の手入れが要ります。飛んだ小石が隣家の車や窓に当たらないかにまで、気を配らなければなりません。真夏の作業は、体への負担が大きくなります。年齢を重ねるほど、同じ広さを1日で刈り終えられなくなっていきます。

刈った後の草の始末も、見落とされやすい手間です。量が多いと、可燃ごみとして出せる量や出し方に、市区町村ごとの決まりがあります。その場に積んでおけば、枯れ草の山がまた苦情の種になります。持ち帰るにも車と袋が要り、作業の時間はさらに延びます。

相続した土地では、だれが刈りに行くかで兄弟のあいだに偏りが出ることもあります。近くに住む1人だけが通い続け、交通費や道具代を立て替えたまま数年が過ぎることがあります。そうなると、土地を売る話が出たときに、売り方より先に精算の話が持ち上がります。

このまま次の夏を迎えると、刈る回数が1回減り、その分だけ草の背丈が上がります。刈り終えるまでの時間はさらに延び、差が開いていきます。この段階でできるのは、続けられるうちに決めておくことです。刈り方そのものを変えるのか、刈らずに済む形へ移すのかを決めます。

隣地から越境した枝を切り取れるようになる条件

  1. 1

    最初の夏

    まだ自分の土地の中の話で済む

  2. 2

    2年目以降

    草や枝が境界を越え、隣地から連絡が届く

  3. 3

    限界を迎える

    通う側の事情で刈る回数が足りなくなる

雑草を放置した空き地で起きる季節ごとの問題

  1. 梅雨明けの1か月後

    草が膝の高さまで戻る

    6月に刈ってもすぐに草が伸び、元の状態に戻ってしまいます。

  2. 夏の終わりから秋

    隣地からの苦情が届く

    虫の発生や見通しの悪さで、隣家や自治会から連絡が来ます。

  3. 冬

    枯れ草による火災の心配

    枯れた草がそのまま残り、たばこの不始末などが懸念されます。

  4. 2〜3年目

    通う側の事情が限界に

    同じ管理を繰り返すうち、草の量より通う負担が限界を迎えます。

「空き地の雑草を放っておくと、季節ごとに何が起きるか」について、そのまま聞けます。

空き地の雑草対策を、刈って続けるときの分かれ目

刈って続けられるかどうかは、2つを確保できるかで分かれます。現地まで通う時間と、草が伸びる季節のうちに刈れる回数です。まだ春先で草が低いうちなら、この夏をだれがどう刈るかを選び直す余地が残っています。秋に苦情が届いてからでは、選べるのは「今年の分を急いで片づける方法」だけになりがちです。

軍手をはめた両手で鎌を持ち、作業の準備をしている人の手元(空き地の草むらの前で)

自分で刈る方法と業者に頼む方法の向く条件

観点自分で刈る方法業者に頼む方法
現地への移動日帰りで往復できる距離現地へ通うのは難しい
負担の形交通費と作業に充てた休日が積み上がる毎年の草刈りの費用を出し続ける

1. 自分で草刈りを続ける場合

自分で刈るやり方が向くのは、日帰りで往復できる距離に住んでいる人です。梅雨明けから秋までに、複数回は現地へ通えることが条件になります。

道具は、狭い土地なら鎌と手袋で足ります。広さが出てくると、刈払機がなければ1日で終わりません。刈払機を使う場合は、石や空き缶を先に拾っておきます。道路や隣家に向けて刃を回さないことも、事故を防ぐ基本です。足元の見えない草むらに踏み込む前に、長靴と長袖で肌を出さないようにしておきます。虫や切り株によるけがも減らせます。

刈る時期は、草が種をつける前に1回入れるかどうかで、翌年の生え方が変わってきます。穂が出た後に刈ると、種がその場に落ちて、次の年の芽になるからです。真夏の昼の作業は避けます。朝の早い時間か、夕方に分けて入る方が体への負担は小さくなります。

このやり方は、お金の出ていき方が見えにくいのが特徴です。道具と燃料の費用は小さくて済みます。それでも、移動にかかる交通費と、作業に充てた休日はそのまま積み上がっていきます。1回の草刈りにかかった時間と交通費を、カレンダーに書き込んでおきます。次の分かれ目で、比べる材料になります。

自分で刈るやり方が崩れるのは、通える回数がひと夏に1回まで減ったときです。その1回で刈り切れる背丈を超えていると、作業がその日のうちに終わりません。残った分のために、もう一度通う予定が要ります。

2. 草刈りを業者に頼む場合

業者に頼むやり方が向くのは、現地へ通うのは難しいが、毎年の草刈りの費用を出し続けられる人です。

見積は、面積だけでなく、草の背丈と、刈った草を持ち帰って処分するかどうかで変わります。同じ広さでも、腰の高さまで伸びてから頼むと、膝の高さのうちに頼むより手間がかかります。そのぶん、費用は上がるのが普通です。木が生えていれば、枝の剪定や伐採は草刈りとは別の作業として見積に載ります。

頼むときに確かめておきたいのは、次のような点です。

  • 刈った草を持ち帰るのか、その場に置いていくのか
  • 刈る日を指定できるのか、業者の都合で決まるのか
  • 作業の前と後の写真を送ってもらえるのか
  • 毎年続けて頼む形にできるのか、そのつど見積になるのか

遠方に住む所有者にとっては、写真による報告があるかどうかが、とくに大事になります。現地を見に行かずに済ませたいから頼むのです。仕上がりを確かめに行かなければならないなら、頼んだ意味が半分になってしまいます。

業者に頼む形でも、所有者の手が完全に離れるわけではありません。毎年の見積と日程のやり取りが残り、隣地から連絡が来たときに受けるのも所有者です。この形がいつまで続けられるかは、毎年の請求を何年払うつもりかで決まります。

見積を2社以上で比べるなら、同じ条件で頼まないと金額の差が読めません。面積、そのときの草の背丈、刈った草を持ち帰るかどうかの3つをそろえて伝えます。境界の位置も先に伝えておきます。目印が草に埋もれていると、隣地の草まで刈ったり、自分の土地の際を刈り残したりするからです。古い測量図があれば、写しを渡すと話が早くなります。

3. 地元の人やシルバー人材センターに頼む場合

土地のある地域に、知り合いや親戚が残っているなら、その人に頼むやり方もあります。市区町村によっては、シルバー人材センターが庭木の手入れや草刈りの仕事を受けていることがあります。土地のある市区町村のセンターに、受けているかどうかを問い合わせてみてください。

地元の人に頼む良さは、土地の様子を知っていて、隣地の人とも顔見知りであることです。草が伸びたことに先に気づいてもらえたり、隣地の人の声を間に立って伝えてもらえたりします。遠方の所有者にとっては、見回りの役まで兼ねてもらえる形になります。

難しいのは、頼める相手の都合と年齢です。地元の親戚も年を重ねれば、同じように刈れなくなります。センターも、働き手の人数や繁忙期の予約の状況によっては、希望の時期に入ってもらえないことがあります。草がいちばん伸びる時期は、どこからも頼まれる時期と重なるからです。

お礼の渡し方も、早めに決めておいた方が後で揉めません。相続した土地で兄弟が複数いるなら、だれがいくら払うかまで話しておきます。前の「草刈りを自分で続けるのが年々難しくなる理由」の見出しで触れた立て替えの偏りを、最初から避けられます。

空き地の雑草対策を、生えにくくするか手放すかの分かれ目

生えにくくする対策が見合うかは、その土地をこの先何年持つつもりかで分かれます。敷く前に草と根をどこまで取り除けるかも、分かれ目になります。刈り続ける形にもう限界が見えてきたら、選べる方向は2つです。地面を覆って刈る回数を減らすか、土地そのものを手放すかです。前者は先にまとまった費用が出て、後者は手続きの時間がかかります。

住宅街の間に広がる、地面を覆うように敷かれた防草シートと砂利

1. 防草シートで生えにくくする場合

防草シートは、地面に光が届かないようにして草の芽を抑えるための資材です。刈る回数を減らせる一方で、敷く前の下ごしらえで効き目の大半が決まります。

敷く順番は、まず草を刈り、根をできるだけ取ります。次に地面をならして石を除き、シートを重ねながら広げて、留め具で押さえます。根を残したまま敷くと、根の強い草がシートを押し上げたり、継ぎ目の隙間から伸びてきたりします。地面がでこぼこのままだと、シートが浮いた場所に風が入り、端からめくれていきます。

敷く前に、境界の目印の位置も確かめておきます。シートが隣地へはみ出すと、それ自体が苦情の種になります。塀の際は、隣地側へめくれないよう留め具を多めに打っておくと、手直しの回数が減ります。

敷いた後に草が出てくる場所は、だいたい決まっています。シートの端、継ぎ目、留め具の穴のまわり、そして塀や境界のブロックとの際です。表面に土やほこりがたまると、そこに飛んできた種が根を下ろすこともあります。つまり、敷いた後も、年に何度かの見回りは残ります。その場所の手直しも残ると考えておく方が、現実に合っています。

日の光に長く当たると、シートは少しずつ傷んでいきます。上に砂利をかぶせると傷みが遅くなりますが、そのぶん資材と手間が増えます。

この対策が向くのは、少なくとも数年はその土地を持つつもりの人です。それまでのあいだ、刈る回数を減らしたい場合に見合います。来年には売るつもりの土地に、時間と費用をかけて敷くのは見合わないことが多くなります。家を建てたい人が買えば、シートは取り外されることになるからです。

防草シートを敷いた後に草が出てきやすい場所

  • シートの端や継ぎ目

    敷いたシートの隙間から根の強い草が伸びてくる

  • 留め具の穴のまわり

    シートを押さえるために開けた穴の隙間から生える

  • 塀やブロックとの際

    境界の構造物とシートのわずかな隙間から出てくる

  • 表面の土やほこり

    シートの上にたまった土に、飛んできた種が根を下ろす

2. 砂利や固まる土で地面を覆う場合

砂利だけを敷いても、草はその隙間から生えてきます。砂利で抑えたいなら、下に防草シートを敷いてから砂利をかぶせる組み合わせが基本になります。砂利の重さでシートが押さえられ、日の光による傷みも遅くなります。

水をかけると固まる土を使う方法もあります。表面が固まるので、刈る手間はかなり減らせます。ただ、時間がたつと細かいひびが入り、そこにたまった土から草が出てきます。広い面積を一度に仕上げるには、人手も要ります。仕上がりにむらが出ると、そのむらから先に傷んでいきます。

いちばん手間が減るのは、コンクリートやアスファルトで舗装してしまう方法です。駐車場として貸すつもりがあるなら、選択肢に入ります。ただし、費用は覆う方法の中でもっとも大きく、元の土に戻すにも費用がかかります。将来その土地を売るとき、家を建てたい買主にとっては、舗装を壊す費用がかかる土地になります。

砂利や舗装は、一度やってしまうと簡単には戻せない対策です。この先の使い道が決まっていないうちは、大きな費用をかけるのを急ぎません。まずは防草シートで数年の様子を見る順番の方が、後悔が少なくなります。

3. 管理をやめて空き地を手放す場合

刈り続けるのも、地面を覆うのも負担が重いなら、土地そのものを手放すことが選択肢になります。手放す先は、主に4つです。仲介で買主を探して売る、買取業者に直接売る、相続した土地なら国に引き取ってもらう、隣地の人に買ってもらう、のいずれかになります。

国に引き取ってもらう仕組みは、相続土地国庫帰属制度といい、2023年4月27日に始まりました(相続土地国庫帰属制度について(法務省))。売る場合と違ってお金は入らず、承認されると負担金を納める仕組みです。手続きの順番と、売却と比べるときの見方は、「空き地を手放すと決めたら、雑草対策と並行して進める手順」の見出しで具体的に書いています。

手放す道を選んでも、引き渡しや承認が済むまでは、草を管理するのは所有者です。相続した土地で、相続を放棄すれば管理から離れられると考える方もいます。ただ、放棄した後も管理が残る場合があります。その条件は「相続放棄しても実家の管理義務は消えない」の記事で確かめてから判断してください。

出口ごとの費用と、向いている土地の違いは、「空き家の引き取り先を比較」の記事で並べて見られます。建物が残っている土地なら、壊してから手放すか、残したまま手放すかでも、出ていく費用が変わってきます。

防草シートを敷く際の下ごしらえと作業の手順

  1. 1

    草を刈り、根を取る

    根を残すとシートが押し上げられるためできるだけ取る

  2. 2

    地面をならし石を除く

    でこぼこのままだと風が入りめくれる原因になる

  3. 3

    シートを重ねて広げる

    境界の目印を確かめ、隣地へはみ出さないようにする

  4. 4

    留め具で押さえる

    塀の際はめくれないよう留め具を多めに打つ

「空き地の雑草対策を、生えにくくするか手放すかの分かれ目」について、そのまま聞けます。

空き地の雑草対策を続けるか決める手順:3つを書き出してチェックする

続けるか手放すかは、通える回数・1年の費用・苦情の有無の3つを書き出して決めます。チェック表のどこに印が付くかで、方向が分かれます。草の量や広さは、この3つを決めた後の方法選びで効いてくるものです。続けるかどうかの入口では、脇に置いて構いません。秋に草刈りを終えた直後か、春に草が伸び始める前が、落ち着いて書き出せる時期です。

居間のテーブルに向かい、お互いに顔を見合わせながら相談している家族

3つの条件から雑草対策の次の道を決める手順

  1. 1

    通える回数を確認する

    すべて印が付くなら、自分で刈り続ける形が成り立つ

  2. 2

    1年の費用を確認する

    通えなくても費用を出せるなら業者や防草シートへ

  3. 3

    手放すかを見直す

    費用にも印が付かないなら、持ち続ける理由を見直す

1. 通える回数・1年の費用・苦情の有無をチェック表で確かめる

下のチェック表は、空き地の草刈りをこの先どうするかを決めるための診断です。自分で続けるか、業者や防草シート・砂利に切り替えるか、手放すかを見ます。当てはまるものに印を付けてください。

通える回数

  • □ 自宅から現地まで、日帰りで往復できる
  • □ 梅雨明けから秋までに、2回以上は現地へ行ける見込みがある
  • □ 刈払機を自分で扱える体力と道具がある

1年の費用

  • □ 業者に頼んだ場合の見積を、一度は取ったことがある
  • □ 草刈りの費用と固定資産税を合わせても、この先も払い続けてよいと思える
  • □ 数年のうちに、自分か家族がその土地を使う予定がある

苦情の有無

  • □ この1年、隣地や自治会から草や枝についての連絡を受けていない
  • □ 市区町村から、雑草の管理を求める文書が届いていない
  • □ 土地に、使われていない建物が残っていない

通える回数にすべて印が付くなら、自分で刈り続ける形がまだ成り立ちます。通える回数に印が付かず、1年の費用に印が付くなら、移る時期です。業者に頼むか、防草シートや砂利で刈る回数を減らす形を選びます。1年の費用にも印がほとんど付かないなら、持ち続ける理由そのものを見直す段階に来ています。

苦情の有無に印の付かない項目があるなら、方法の選び直しは後回しです。その年の草をいつ刈るかを決めて、相手に伝えることが先になります。とくに建物が残っている土地は、空家法第5条の対象になります(空家等対策の推進に関する特別措置法(e-Gov法令検索))。「所有者に求められる管理の責任と、建物が残る土地の扱い」の見出しで触れた条文です。草と建物の傷みを、同じ予定の中で見ていく必要があります。

印を付け終えたら、印の付かなかった項目の横に、なぜ付かなかったのかを一言ずつ書いておいてください。「片道3時間」「去年の見積を見て諦めた」「隣の方から2回電話が来た」といった具体の言葉を残します。家族と話すときにも、同じ材料をもとに決められます。

2. 選んだ雑草対策の1年分を表に並べる

チェック表で方向が見えたら、その対策を1年続けたときの姿を並べます。何の用事で現地へ行き、いつお金が出ていくかです。

対策現地へ行く用事費用が出る時期
自分で刈る草が伸びる季節に、刈りに行くたび交通費と燃料が、行くたびに出る
業者に頼む基本は無いが、苦情の確認に行くことがある刈ってもらうたびに請求が来る
防草シート敷く日と、年に数回の見回り敷く年にまとめて出て、手直しの年に少し出る
砂利・固まる土施工の日と、ひびや隙間の見回り施工の年に大きく出る
仲介や買取で売る査定や引き渡しの立ち会い(省ける場合もある)売るときの登記の費用などが出て、代金が入る
国庫帰属承認までの草刈りと、手続きの現地の確認承認後に負担金を納める

表に並べてみると、覆う対策は最初の年に費用が集まることが分かります。刈る対策は、毎年同じ形で費用が出ていきます。何年持つつもりかによって、どちらが軽いかは入れ替わります。数年で手放すつもりなら、刈る形のままの方が合計は小さくなるのが普通です。長く持つつもりなら、覆う形に移す方が小さくなります。

それぞれの行の横に、今年の実際の金額を書き入れてください。草刈りの見積、交通費、固定資産税の納税通知書の金額を足した1年分が、持ち続けることの値段になります。この1年分と、売ったときに手元に残る額とをどう比べるかは、「空き家の固定資産税を払い続ける損益分岐点」の記事に計算の順番があります。

空き地を手放すと決めたら、雑草対策と並行して進める手順

手放すと決めても、引き渡しまでは所有者の管理が続きます。その夏の草刈りの手配と、名義や書類の確認を同時に始めます。手放す手続きには、どの道を選んでも月単位の時間がかかります。そのあいだに草が伸びて苦情が来れば、引き渡しの前でも所有者が対応することになるからです。

木目調の机の上に置かれた、書類と万年筆

相続登記の期限と手元で探しておくべき主な書類

  • 登記識別情報・権利証

    土地の所有権を示すための基本的な書類

  • 固定資産税の納税通知書

    固定資産税の額や土地の明細を確認できる書類

  • 古い測量図

    現地の塀や境界の目印と位置が合っているか確かめる

1. 名義と書類を確かめ、相続登記の期限と照らし合わせる

最初に見るのは、登記簿の名義がいまだれになっているかです。法務局で登記事項証明書を取れば、所有者の名前と住所、抵当権が残っているかどうかが分かります。名義が亡くなった親のままで売るなら、買主へ名義を移す前に、相続の登記を済ませておく必要があります。これは売る場合の段取りです。国に引き取ってもらう相続土地国庫帰属制度は、名義が親のままでも相続人が申請できます。法務省の案内では、相続人であることが分かる戸籍などの書面を付けます。国庫帰属を選ぶ人に相続登記が要らなくなるわけではありません。相続登記を申請する義務は国庫帰属とは別の決まりで、次の段落の期限がそのままかかります。

相続登記には、申請の期限があります。2024年4月1日から、相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内に申請することが義務になりました。2024年4月1日より前に相続を知っていた土地も対象で、その場合の期限は2027年3月31日です(相続登記の申請義務化について(法務省))。草刈りに通いながら、名義を後回しにしてきた土地もあるでしょう。手放すかどうかを決める前に、まず自分の期限がどちらに当たるかを確かめてください。

相続人が複数いる場合は、だれがその土地を取得するかを話し合いで決め、遺産分割協議書を作ります。戸籍を集めるのに時間がかかるのは、亡くなった方の出生からの戸籍をたどる場合です。相続人のだれかが遠方に住んでいる場合も、時間がかかります。司法書士に頼むなら、その費用と、書類がそろうまでの期間を先に聞いておきます。引き渡しの日から、逆に予定を組めます。

名義の確認と並行して、手元にある書類を探しておきます。登記識別情報か権利証、固定資産税の納税通知書、古い測量図があれば、その写しです。測量図と、現地の塀や境界の目印の位置が合っているかは、草を刈った後でないと確かめられないことがあります。名義の話を進めるあいだも草刈りを止めないのは、この確認のためでもあります。

なお、この記事の税務・法務に関する記載は一般的な情報提供であり、個別の事案についての判断ではありません。適用の可否や具体的な税額については、税務署または税理士、登記については司法書士、境界や隣地との権利関係については弁護士や土地家屋調査士など、それぞれの専門家にご確認ください。当社は不動産の買主であり、税務や法律の代理はできません。

2. 相続土地国庫帰属制度と売却を、負担金と時間で比べる

相続や遺贈で取得した土地なら、売る以外に、国に引き取ってもらう相続土地国庫帰属制度を使う道があります。法務省「相続土地国庫帰属制度について」の案内では、申請して審査を受ける仕組みです。承認されると、原則として20万円の負担金を納めます。

この制度は、どの土地でも引き取ってもらえるわけではありません。法務省の案内では、建物が残っている土地や、抵当権などの担保が付いている土地は対象になりません。境界がはっきりしない土地や、管理に大きな手間や費用がかかる土地なども、対象外とされています。建物が残っている空き地なら、先に解体が要り、その費用は所有者の負担です。草が生い茂っているだけで、対象外になるとは限りません。ただ、木や竹が多い土地は、管理の手間の点から審査で見られる部分になりえます。申請を考えるなら、自分の土地が対象に当たるかを、法務局へ事前に相談して確かめてください。

申請のときには、負担金とは別に、土地1筆ごとに審査手数料を納めます。この手数料は、却下や不承認になっても戻りません。結果が出るまでのあいだも、草が伸びれば刈るのは所有者です。承認の見込みが低い土地で、申請を急ぐ必要はありません。事前相談で対象に当たるかを確かめてから出す方が、手数料と時間を無駄にしません。

売却と比べるときに並べるのは、次の3つです。

  • 手元に入るお金:売れば代金が入り、国庫帰属では負担金を納める
  • 終わるまでの時間:審査や買主探しのあいだも、草刈りは所有者が続ける
  • 先に出る費用:解体や測量が要るかどうかで、どちらの道でも費用が変わる

仲介で売れそうな立地なら、売る方が手元に残る額は大きくなります。仲介で買主が付きにくい土地でも、買取業者が値段を付けられることがあります。その場合は、国庫帰属で負担金を納めるより、売って代金を受け取る方が有利になりえます。逆に、どこからも値段が付かない土地もあります。負担金を納めてでも国に引き取ってもらえば、毎年の草刈りと固定資産税から離れられます。

比べる前に、少なくとも1社か2社に、その土地に値段が付くかどうかを聞いておきます。国庫帰属を選ぶかどうかの判断が早くなります。値段が付くかどうかが分からないまま、負担金の準備を始める必要はありません。

手放すと決めてから引き渡しまでの手続きと管理

  1. 手放すと決めた時

    登記簿の名義を確認する

    名義が亡くなった親のままなら、まず相続登記が必要です。

  2. 名義確認と並行

    手元にある書類を探す

    権利証や納税通知書、測量図などの写しを準備します。

  3. 相続人が複数の場合

    遺産分割協議書を作る

    だれが取得するかを話し合い、必要な戸籍を集めます。

  4. 引き渡しまでの期間

    草刈りの手配を続ける

    手続きには時間がかかるため、その間の草刈りも所有者が行います。

「空き地を手放すと決めたら、雑草対策と並行して進める手順」について、そのまま聞けます。

当社が空き地を買い取るときの流れと、雑草が伸びたままの査定

当社が買い取る条件・買い取れない条件と、実際の買取事例は「当社の買取基準」にまとめています。

当社が買い取れない空き地と、雑草対策を続けた方がよい場合

地中にごみや廃材が埋まり撤去の費用が見通せない土地や、農地のままの土地は、当社が買い取れないことがあります。

軍手をはめた所有者がしゃがみ込んで草むしりの作業をしている(草の生えた空き地で)

当社が買い取れない空き地の条件

空き地に固有の条件として、当社が買い取れないことがあるのは次のような土地です。

  • 草の下や地中に、廃材やごみが大量に埋まっていて、掘ってみるまで撤去の費用が分からない土地。撤去の費用に上限が見えないため、価格を下げても不確かな部分が埋まりません
  • 登記の地目や現況が田や畑で、農地のままの土地。農地は、農地法の許可が無ければ所有権を移せません。許可が下りる見込みが立たないあいだは、契約しても引き渡しを受けられません
  • 草や木に覆われた斜面や擁壁が隣地側へ崩れかけていて、だれが直すのかが決まっていない土地。直す費用と責任の所在が先に決まらないと、価格を付けられません

いずれも、草を刈れば解決するという話ではありません。刈ってみて初めて、ごみや擁壁の状態が分かることもあります。写真や現地の確認でこうした事情が見えた場合は、価格をお出しする前にお伝えします。

当社が買い取れない空き地の主な条件

  • 撤去費が不明なごみ

    地中に廃材などが埋まり、掘るまで費用の上限が見えない土地

  • 農地のままの土地

    農地法の許可が見込めず、所有権を移せない田や畑

  • 責任未定の崩れかけ擁壁

    崩れかけた斜面や擁壁をだれが直すか決まっていない土地

仲介や持ち続ける方が向く条件

道路に十分に面していて、形も整った住宅地の空き地は、家を建てたい個人が買主になります。こうした土地は、仲介で買主を探す方が、当社の買取価格より手取りが多くなるのが普通です。当社の買取価格は、再販までの整地の費用や、保有中の税、売れるまでの時間の分を差し引いた額になるからです。急ぐ事情が無く、草刈りを業者に頼んで数か月待てるなら、まず仲介で売り出す方が合っています。

仲介で売り出すあいだも、草刈りは続きます。買主が見に来る日に草が伸びていると、境界や地面の様子が見えず、話が進みにくくなります。売り出す前に1回刈ってもらい、売れるまでの季節の分をどう手配するかも、仲介会社と決めておきます。

数年のうちに、ご自身やご家族がその土地に家を建てる予定があるなら、売らない方がよいことがあります。その場合は、防草シートで刈る回数を減らしながら持ち続けます。売ってから買い直すより、負担は小さくなります。

隣地の人がその土地を欲しがっている場合も、当社へ売るより先に、隣地の人に話を持っていきます。隣地の人にとっては、自分の土地と合わせて使える価値があります。当社が付けられる額より、高い値段で買ってもらえることがあります。

ほかの買取業者と比べたい場合に、何を先に確かめればよいかは、「空き家の買取業者のおすすめ」の記事で順番を確かめられます。建物が残る空き地で、壊してから売るか残したまま売るかに迷っているなら、「空き家の解体費用はいくらかかるか」の記事の比べ方が使えます。

「当社が買い取れない空き地と、雑草対策を続けた方がよい場合」について、そのまま聞けます。

空き地の雑草対策は、通える回数で選び、続かなければ手放す

  • 刈って続けられるかは、ひと夏に現地へ通える回数で決まります。日帰りで通えて2回以上行けるなら、自分で刈る形が合います。通えないが費用を出せるなら、業者か地元の人に頼みます。
  • 長く持つつもりなら、防草シートや砂利で刈る回数を減らす方が、何年かの合計は小さくなります。敷いた後も、端や継ぎ目の見回りは毎年残ります。
  • 通える回数にも1年の費用にも印が付かないなら、手放すことを考えます。売却か、相続した土地なら負担金が原則20万円の国庫帰属です。どちらの道でも、引き渡しや承認までは草刈りの手配が要ります。

当社は、草が伸びたままの空き地を買主として現況で見ます。刈り取りや伐根の費用を引いた額と、その内訳をお出しします。

査定は無料・売却の義務なし
0120-996-748受付時間10:00〜19:00(水・日曜定休)

通話料無料・全国対応

この先は、当社の買取窓口「買取くん」のページです(運営は同じ株式会社リアテクスです)。

空き地の雑草対策について、よくある質問

Q1. お金をかけずに空き地の雑草対策をするにはどうすればよいですか

いちばん費用がかからないのは、自分で刈る回数を絞り込むやり方です。草が種をつける前の時期に合わせて刈ります。穂が出る前に1回刈っておくと、翌年に芽を出す種が減り、次の年の刈る手間が軽くなります。道具は鎌や手袋のように手元にあるもので足りる場合もあります。ただ、遠方の土地では、道具代より交通費と移動の時間の方がずっと大きくなります。お金をかけないことにこだわって通う回数が増えると、合計ではかえって高くつくことがあります。1回あたりの交通費を書き出したうえで判断してください。

Q2. 雑草は根から抜いてはいけないと聞くのはなぜですか

よく挙げられる理由は、根を引き抜くと土が掘り返されることです。地中に眠っていた種が表に出て、芽を出しやすくなるとされます。斜面の空き地では、根が土を押さえている面もあります。根ごと抜くと、雨で土が流れやすくなることもあります。広い空き地で根まで抜いていくのは手間も大きいので、ふだんは地際で低く刈る方が続けやすくなります。例外は、防草シートを敷く前です。このときは、根を残すとシートを押し上げてきます。敷く場所の根はできるだけ取り除いておく方が、効き目が長持ちします。

Q3. 草が生えない土はありますか

まったく草が生えない土は無いと考えておく方が現実的です。水をかけると固まる土のように、草を生えにくくする製品はあります。ただ、時間がたつと表面に細かいひびが入り、そこにたまった土やほこりに飛んできた種が根を下ろします。砂利も同じで、隙間に土がたまれば草が出てきます。地面を覆う方法は、草が生えない状態を作るのではなく、刈る回数を減らすためのものです。見回りと手直しの回数がどれくらい残るかを前提に選んでください。

Q4. コーヒーかすで空き地の雑草対策はできますか

庭の一部で試したという話はあります。ただ、雑草を抑える効き目について、官公庁などが示した確かな目安は見当たりません。空き地のように面積が広い土地では、まいて効き目が出るほどの量を集めること自体が現実的ではありません。まいたものが雨で隣地や側溝へ流れれば、別の苦情の種にもなります。空き地の草を減らしたいなら、刈る時期を合わせるか、防草シートで覆う方が、手間と結果の見通しが立てやすくなります。

Q5. 庭や空き地の雑草を完全になくすことはできますか

土が出ている限り、風や鳥が種を運んでくるので、完全になくすことは難しいと考えてください。草を出なくする方向で近いのは、コンクリートやアスファルトで舗装してしまうことです。ただ、費用が大きく、元に戻すのにも費用がかかります。将来、家を建てたい人に売るなら、舗装を壊す費用がかかる土地になります。草をなくすことより、隣地に迷惑が出ない高さに保つことを目標にすると、選べる方法の幅が広がります。それでも負担が重いなら、土地を手放すことが、草から離れるいちばん確かな道になります。

Q6. 雑草が伸びたままの空き地でも売れますか

売れます。当社は、草が伸びたままの空き地も現況で見ます。刈り取りや伐根の費用を引いた額を、買取価格としてお出しします。ご相談の前に刈りに行く必要はありません。ただし、地中にごみが埋まっている土地や、農地のままの土地は、草の状態とは別の理由で買い取れないことがあります。その条件は「当社が買い取れない空き地と、雑草対策を続けた方がよい場合」の見出しで確かめてください。家を建てたい人が買いそうな住宅地の空き地なら、仲介の方が手取りは多くなります。草刈りを業者に頼んで見た目を整えたうえで、売り出してください。

当社の見方

戸建てで、空き家の物件を当社が買い取り、販売まで終えました。

埼玉県川口市の戸建てを、買取金額300万円台で買い取りました(2025年に取引)。

戸建て・築10年以上で、残置物あり・空き家の物件を当社が買い取り、販売まで終えました。

神奈川県南足柄市の戸建て(築10年以上)も、買取金額200万円台で買い取りました(2025年に取引)。ご相談の中では、遠方に住んでいて草刈りのたびに現地へ通うのが負担になり、防草シートや砂利にお金をかける前に手放すかどうか迷っているという方も多くいらっしゃいます。費用は一般に、売買契約書の印紙代、抵当権の抹消登記や住所変更登記の費用、相続した物件では相続登記の費用がかかり、ご負担いただく費用は個別のご案件によります。買い取れない場合や、手入れを続けながら持っておいたほうがよい場合は、正直にそうお伝えしています。

当社が買い取る物件・お断りする物件と、買取価格の決まり方は、当社の買取事例76件の内訳とあわせて当社の買取基準にまとめています。

この記事について

執筆・編集
リアテクス編集部株式会社リアテクス当社(宅地建物取引業 東京都知事(1)第107888号)は物件を直接買い取る買主の立場から、売却を検討する方の判断材料となる記事を企画・編集しています。
監修
薩摩 賢幸薩摩 賢幸株式会社リアテクス 取締役COOこの区分の監修を担当しています。記事の公開判断は当社が行っています(代表が定めた手順による)。確認・公開判断:薩摩 賢幸(株式会社リアテクス 取締役COO)
公開・更新
公開 更新 内容を見直したときは、この日付と改訂の内容を更新しています。情報の確認日 (出典の公的資料を開いて内容を確かめた日)
この記事の事実確認の方法
法令:民法、空家等対策の推進に関する特別措置法出典:法務省
記事の作り方
この記事は、当社の担当者が事実確認を行ったうえで公開しています。

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